一般社団法人 日本脳神経外科学会 第81回学術総会

ご挨拶

会長:小笠原 邦昭

一般社団法人 日本脳神経外科学会
第81回学術総会 会長 小笠原 邦昭
(岩手医科大学 脳神経外科 教授)

この度2022年9月28日(水)〜10月1日(土)に(一社)日本脳神経外科学会第81回学術総会をパシフィコ横浜で開催させていただきます。日本脳神経外科学会の一般社団法人化以前から数えますと、岩手医科大学は第23回の光野孝雄先生、第49回の金谷春之先生、第67回の小川彰先生に続き、4回目の学術総会を主催することになります。大変身が引き締まる思いです。教室員一同、全力を挙げて準備をしてまいります。今年の学術総会も過去2年と同じように現地とwebのハイブリッド開催とさせていただきます。

学会のテーマは「変わること 変わらなければならないこと 変わってはいけないこと
~不易流行~」といたしました。科学技術の発展およびコロナ禍を含む社会の変化に応じて脳神経外科医も変わらなければならないことは自明です。しかし、根本が変わってはいけないこともあるはずです。本学会ではこのテーマを中心において各セッションを編成しております。

特別シンポジウムは全て指定演者とし、「AI」、「In-house独自研究」、「トップ・ジャーナル掲載」、「バイオインフォマティクス」、「メディカルコントロール」、「Cadaver surgical training」、「重度意識障害患者」、「各領域の未来予想図」、「希少疾患登録」、「医師の働き方改革」の計10個の脳神経外科全体にわたる問題を議論する場としました。サブスペシャルティシンポジウムとビデオシンポジウムは一部指定演者で、他は公募といたしますが、各セッションにおいて「ねらい」を作成しております。この「ねらい」を読んだ上で、演題登録していただければ幸いです。

特別講演では、新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長で、現 独立行政法人地域医療機能推進機構理事長であられます尾身茂先生、外科医のキャリアパスおよびダイバシティを強力に推し進めております日本消化器外科学会理事長の慶応義塾大学外科学講座教授 北川雄光先生にご講演をいただきます。さらに、本学会の理事長であられます京都大学脳神経外科 宮本享先生には日本の脳神経外科学会あるいは脳神経外科医が進むべき道について講演をしていただきます。

文化講演では、元プロ野球選手でソフトバンク・ホークスの監督を務められた工藤公康氏、スポーツの環境・安全体制・ジェンダー問題・コンプライアンス問題等に造詣の深いフリー・アナウンサーの宮嶋泰子氏にお願しております。医療の世界とは別の興味深いお話しを聞けることを期待しています。

最後になりましたが、早くこのコロナ禍が明け、会員の皆様とface-to-faceで議論できることを祈念いたします。

学会事務局(岩手医科大学 脳神経外科 内)

〒028-3695 岩手県紫波郡矢巾町医大通2丁目1-1
E-mail: jns2022@iwate-med.ac.jp Tel: 019-613-7111 内線6421 Fax: 019-907-7060

運営事務局(株式会社コングレ内)

〒541-0047 大阪市中央区淡路町3-6-13
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